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「神様に私の手料理を献上いたします」
行きつけの神待ちサイトを見ていると、そんな書き込みがあった。
何となく興味を持った僕は、さっそくその子とコンタクトを取って、めでたくも契約成立となった。
待ち合わせ場所に現れたミカちゃんは、美人でもブスでもなく、まあ普通の子だった。
そして、僕の家に行く前に、彼女の希望で近所のスーパーに足を運ぶことになった。主食がコンビニ弁当の僕にとって、スーパーマーケットと言う場所自体が珍しい。
ミカちゃんは、僕の好みを聞いて、それに沿った食材を買い物かごに入れていった。
驚いたのは、支払いの時に彼女が僕を制止したことだ。
「泊めてくれるんだから、これくらいは私が出しますよ」
一応、ミカちゃんとはお金で契約をしているのだから、彼女にとっては手取りがちょっと減るだけなのだが、それでも、僕は彼女の心遣いがうれしかった。
家に着いたミカちゃんは、手際よく料理を始めた。その包丁さばきを見ていると、手慣れていることが感じられた。
ミカちゃんは、母子家庭である。ただ、母親が結構どうしようもない人種で、遊び歩かなくては生きていけないタイプなのだそうだ。
これまでは祖父の資産と年金で食いつないできたが、その祖父が昨年に亡くなり、それをきっかけに母親は頻繁に家を空けるようになった。もちろん、お金を家に入れるようなことはしない。
税金の支払いさえ苦しくなったミカちゃんは、こうして神待ちサイトに足を運んで、神様を探すようになったというわけだ。
「子供の頃から、おじいちゃんのご飯は作っていたので、料理は好きなんですよ」
そう言って、ミカちゃんが相伴してくれた料理はどれも美味しかった。コンビニ弁当よりも格段に美味い。
どこか郷愁を感じるな、と思っていたが、それは僕が実家にいる時に薫陶を受けた母親の味だった。
ミカちゃんは、こうやって神待ちサイトでお金を貯めて、高校卒業後は料理の専門学校に進学したいと言う。料理を仕事にしたいのだそうだ。
僕は、ミカちゃんの料理に舌鼓を打ちながら、基本がしっかりしたこの味を出せるのだったら、きっと彼女は成功するだろうと思った。
食事と片づけを終えた後、ミカちゃんは服を脱ぎながら言った。
「さて、今度はおじさんが、私を料理してくれるんですよね?」
さて、美人でもブスでもない、この普通の子を、僕は美味しく料理できるのかな?
ほべつに
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