割り切り掲示板

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小学生の頃、クラスに「ブスえもん」といじめられている女の子がいた。ただ、俺はそうは思っていなかった。客観的にブスと言う名称にふさわしい女子はいっぱいいて、彼女がそんなブスたちを差し置いて「ブス」といじめられる由縁がよくわからなかった。ただ、確かにリアルブスの方が男子たちと懇意だったように思う。ブスえもんはどこか人を遠ざけているような空気があって、おそらくそれがいじめの原因だったのだろう。
ただ、当時の俺も大同小異を絵にかいたような小市民ガキだった。「なあ、ブスえもんってブスだよな、あんなブスいねーよなー」との友達との会話に「いや、そんなことねーだろ」と思わず正直に返事をしたところ、「えー、お前、ブスえもんのこと好きなん?」と勝手に話を広げられて、いつの間にか俺とブスえもんは付き合っていることにされてしまった。俺はブスえもんのことは何とも思っておらずむしろかわいいんじゃないか?と思っていたが、そうやってからかわれると、やっぱりそこは大同小異なお子様。「あんなブスと付き合うわけないじゃん!」と周りに合わせてしまったのである。その後、ブスえもんが泣き出して何とも気まずくなったが。
まあ、それは20年前の小学生の頃の話だ。あれからブスえもんがどうなったかは知らないし、俺はプライベートでは全くモテず、割り切り掲示板で援助交際に励むような男になってしまった。ぶっちゃけた話、ブスえもんとの噂が広まった時が、俺が女の子と付き合える最大のチャンスだった気がする。しかし、俺はブスえもんを傷つけただけの最低の男になってしまった。
そんなことを思い出しながら割り切り掲示板を見ていると、そのものズバリ「ブスえもん」と言う名前の女の子がいた。年は俺と同じで「よくブスって言われています。ブス専の方どうぞ」と援助を募っていた。人から言われるならともかく自分から言うのは自虐的だろう。ただ、俺の中ではあの時のブスえもんの泣き顔があった。本当はかわいかったブスえもん、本当にブスだったのは彼女を傷つけた俺の心だ。償いにもならないが、俺はそのブスえもんを名乗る女の子と会うことにした。自虐的な彼女を俺は救えるかもしれない。
そして、待ち合わせ場所に来たのは、この世のものとは思えない救いようのないブスだった。そのまんまじゃん!
食事バイト
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